視えるんです。3 / 伊藤三巳華
3巻がでていました。
ジャンルはホラー?とちょっと違うんですが、ご本人曰く「中途半端な霊感?」の伊藤さんの描くスピリチュアル体験記です。
これならわたしでも読める。(←怖がりなのに見たいほうです)
きっかけは第1巻の表紙で、デザインされた感じのタッチの伊藤さんとユーレイのイラストがスゴく気に入ったから。
オビに確か...吉本ばななのおことば「この人には確かになにかが視えてるんだと思う...」という説得力。
本編は、日常に起こる心霊体験をポップに(←違うな)綴るスピリチュアル・エッセイ(←違う)。(語り口はダーリンは外国人とかの雰囲気?)
霊とか出てきますが暗くないです。
こっちが霊に気づいたことに気づかれると、ややこしいので無視無視...とか、
お稲荷さんのおっしゃること...とか、木の精霊?が何を考えているかとか。
普段暮らしている世界に、見えないもののお話がちゃんとある、というのが面白い。
ホラーではなくて。
漫画家のアシスタントしに行ったりすると...「ホラー描いてます」っていうと大概どん引きされる...らしい(笑)ですが、ちょっと違います。
1巻にはまさに"禍々しい"お話もでてきましたが、3巻はどちらかというと不思議なお話になってます。
3巻は、京都が数カ所出て来てくるので話がよくわかります。(東京の方?らしく普段はあっちの話が多い)
おそらく、滋賀から京都へ行く時に通る1号線のあの場所、超雰囲気のあるトンネルも出てきます。(やっぱりスポットだったのか...知らなかったが、見るからにそうだろうと思っていた^^;)
これを読んでぜひ京都へ。(私は怖がりなので行けませんが^^)
伊藤三巳華
http://ameblo.jp/itoumimika/